家づくりのガイドブックA GUIDEBOOK OF IEZUKURI

いい家づくりに必要な知識やノウハウが詰まったガイドブック的なブログを目指します。

夫婦別寝室の可能性

f:id:Frappuccino:20190605080630j:plain

こんばんは。家の設計をしております、建築士の「いえもん」です。

今回は主寝室について、夫婦一緒に寝るのか、別室にするのか、について考えたいと思います。

夫婦の仲が良いということは必ずしも寝室が一緒とイコールとは限らないと思います。

主寝室を1つ用意してそこにご夫婦そろって就寝するという間取りが一般的に多いですが、場合によっては別々に就寝するという選択肢もあり得ます。これについては、部屋数が変わるので間取りへの影響も大きいことから計画の初期の段階で方針を定めておきたいところです。

部屋数が増える場合は面積、つまりはコストにも影響してきそうなので慎重に判断していきたいですね。 

寝室を一緒にするか、別々にするかの「判断基準」は様々なものがあります。よくあるのはいびきや歯ぎしりで眠れない、というのが例として挙げられますが、その他にも実に様々なものが考えられます。

今回はそのような「判断基準」をまとめていきますので、あてはまるものがないかどうかや、もしかしたら寝室を別々にしたほうがストレスが減りそうかも、より生活しやすくなりそうかも、みたいな考察をする際に役に立てればと思います。 

趣味の違い 

寝る前にそれぞれのやりたいことがある。読書や仕事がしたい、ドラマや映画を見たい、音楽が聴きたい、一人でゆっくりスキンケアがしたい、など。例えばひとりが読書をしている横でもう一人は先に寝る、みたいな感じでそれぞれの行動が違っていても一つの空間でストレスなく成立できれば一緒でも良さそうですね。しかし、照明がつきっ放しで眠れないとか、音楽がうるさいとかだと、ストレスになりやすいので、別寝室の可能性が出てきそうですね。 

体質の違い

寝室を別々にした場合、エアコンの設定温度を気にしなくてよくなります。

快適に感じる温度設定が夫婦で一致していれば問題ありませんが、体感温度の差が大きい場合はストレスや体調不良につながることもあります。

体感温度の差が、衣類の調整でカバーできなくなってきそうな場合は寝室別々の選択肢が強くなってくるかもしれません。

生活リズムの違い 

例えば仕事の関係で眠りにつく時間や朝起きる時間帯に夫婦の間でばらつきがあり、寝るときと起きるときの物音で相手の睡眠を邪魔してしまう、あるいは気を遣ってしまうなどがあれば、寝室別々の検討の余地があるかもしれません。

残業が多くて毎日帰りが遅く、帰宅すると奥さんがすでに寝ていることが多い場合などで、お互いにストレスを感じていないかを思い出してみてください。

音関連等

 いびき、歯ぎしり、寝相、夜中トイレに起きることが多い、など、これらの要因で目が覚めてしまうことが多くてストレスを感じていないかどうか。

就寝スタイル 

それぞれの就寝スタイルの好みがそもそも違うので、寝室を分けたほうがいいということもあり得ます。一人はベッドがいいけど、もう一人は和室で寝たいとか、照明の好みが違うとか。

一人のスペースがほしい

例えば一人暮らしの時間が長かった場合、一人で寝ることに慣れきってしまい、自分以外の人と同じ空間で寝ることにあまり慣れていない、落ち着かないという方もいます。自分ひとりで落ち着きを感じながら就寝できる寝室が欲しいというニーズもあり得ると思います。

決して仲が悪いわけではないけれど、一人で過ごす時間も大事にしたいという考え方をお持ちの場合ももちろんあると思います。

まとめ

以上のようなことから夫婦で寝室を分けるという選択肢をとる場合もあれば、やはりコミュニケーションが減ってさみしいという意見の場合ももちろんあると思います。その場合例えば、部屋は一緒のままでベッドサイズを大きくするとか、ベッドだけ別々にする、家具で柔らかく空間を区切って一つの空間でそれぞれの居場所をつくる、エアコンとベッドの位置関係を検討して、風のよく当たる場所と当たらない場所を作る、などといった代替案で調整することも可能だと思います。 

今回は夫婦の寝室を一緒にするか別々にするかの判断基準をまとめてみました。上記をご参照いただいて、一緒と別々のどちらがメリットが大きそうか、より快適な睡眠につながりそうか、一度ご夫婦で話し合ってみてはいかがでしょうか。

寝室に関しては下記も合わせて参照ください。

 

www.my-home-dream.com