家づくりのガイドブックA GUIDEBOOK OF IEZUKURI

いい家づくりに必要な知識やノウハウが詰まったガイドブック的なブログを目指します。

和モダンのインテリアを生み出す方法

f:id:Frappuccino:20190605122917j:plain

和室は和室でも、昔ながらの純和風というわけではなく、現代のスタイリッシュな要素を取り入れて融合させる和モダンあるいはジャパニーズモダンが人気になってきています。私自身も好きなほうです。温故知新というか、昔からずっと愛され続けている畳や障子の和風的な要素、木材の天然素材のテイストに、現代のエッジの利いた要素を組み込んだり、あるいはまったく異なる雰囲気・文化・色彩のアイテムを取り入れたり、様々な組み合わせでどんどん新しいデザインの可能性が模索できそうなジャンルだと思います。 

今回はそんな和モダンのインテリアを生み出すコツやアイデアをまとめていきたいと思います。 

畳について 

まずは畳についてです。和モダンのインテリアでは、縁無しの「半帖畳」が使われることが多いです。通常の一畳の畳の半分のサイズなので、正方形の形です。「琉球畳」と呼ばれることも多いですが、厳密には「半帖畳」=「琉球畳」というわけではなく、もともとはイ草とは異なる「七島イ」と呼ばれるカヤツリグサで作られた畳のことを琉球畳としていました。また、最近はイ草ではなく、和紙畳も人気です。イ草よりも長持ちし、汚れにくい、変色しにくい、拭き取りやすい、カビにくいなど、いろいろメリットがあるものも多いです。

正方形の畳の目の向きによって床面に市松模様が生まれるのが和室に新鮮さを与えてくれます。また、リビングの一角に置き畳で簡単に和室コーナーを作るという手法もあります。 

異なる要素を取り入れる

まったく和風とは言えない要素をちょっとだけ、アクセント的に取り入れるのも効果的です。
例えば、洋風の小物や家具を片隅に置いてみたり、落ち着きのある天然素材の空間の中に部分的に無機質な柄あるいは彩度の高い色彩のアクセントウォールが差し込まれていたり。ただし、やりすぎるとバランスが崩れていくので、控えめすぎるぐらいがちょうどいいと思います。
また、家具を置くときも注意が必要です。モダンといえど、和室はもともと床座がベースとなる空間なので、背の高い家具やソファを置いてしまうと一気に圧迫感が生まれてしまいます。座るための家具は座椅子やローソファにとどめるのがちょうど良さそうです。これは照明に関しても同じで、床座の空間に背の高いスタンド照明を置いたり、高い位置にブラケット照明をつけてしまうと、何だか落ち着かない感じになります。和室や落ち着き感が求められる空間においては、光の重心もしっかりと下げてあげることが大事です。 

植物

和の空間にマッチする植物を取り入れるのも効果的です。最近ではモダン風な盆栽とかもあるので、床の間なんかにぽんと置いてみると一気に雰囲気が出ますね。床の間は下がり壁があるおかげで、床の間上部に照明を仕込みやすいので、置いた盆栽や飾り物を照らしてあげると、印象的な演出ができます。

その他にも、例えば地窓から季節を感じさせる植栽が眺められたら美しいですね。 

照明

間接照明ができれば一気に和モダンで、しかもホテルライクな空間が生み出せそうですが、ぽんと置くだけでかなり雰囲気のでる照明も多数あるので、いろいろと探してみるのもいいですね。

柔らかい落ち着きのある光と影が、和の空間をよりムーディーにしてくれます。 

まとめ

以上が和モダンのインテリアを生み出すアイデアでした。伝統を引き継いだ素材感のある和の空間に、今を感じさせるアイテムや要素をいかに取り入れるのかが重要ですね。カッコいいながらも和の落ち着き・趣のある空間を目指していきたいです。

和室を計画する上での大事なルール等は下記の記事にまとめております。

 

www.my-home-dream.com