家づくりのガイドブックA GUIDEBOOK OF IEZUKURI

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防犯対策で注意すべき忘れがちなポイント【確認必須】

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防犯対策で見落としがちな注意すべき点があります。

こんばんは。家の設計をしております、建築士の「いえもん」です。

以前に防犯対策については、下記の記事においていろいろとご紹介させていただきました↓↓

 

www.my-home-dream.com

 具体的な防犯対策の手法については上記の記事にてご確認していただければと思います。そして、実際のところ、どこまで防犯対策を施せばいいのかというところで悩まれる方も結構多いと思います。

そこで今回は、防犯対策のスペックを判断するにあたって考慮しておきたいポイントを考えてみたいと思います。下記のような方はぜひ読んでみてください。

■防犯対策を検討中。

■でもどこまで対策すべきかの判断に迷っている。

■見落としがちな注意点って何?!

上記のような状況にあてはまる方はぜひご参照いただければ幸いです。

 

 

まわりを見ること

 

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まず始めに、周りをしっかりと見てみましょう。あなたがこれから暮らすことになる建築予定地の周辺のことです。お隣や道路向かいのご近所さまの方々はどの程度の防犯対策を講じているでしょうか。

監視カメラを設置しているでしょうか。窓には防犯シャッター、あるいは面格子を設置しているでしょうか。ホームセキュリティが導入されているでしょうか。

もしあなたの家づくり計画が建て替えで、これからも同じ地域に住む場合は、いつでもしっかり廻りを観察することができますね。もしご近所付き合いがあってお隣さんの方とお話しできる間柄であれば、詳しく質問して相談することもできそうですね。

廻りの方々がどれぐらいの対策を施しているかを知ることは一つの目安になりますし、重要な判断材料になります。

逆にあなたの家づくり計画が建て替えではなく、全く異なる土地に新築する場合は、特に注意してください。住み慣れておらず、ご近所づきあいもない状態なので、近隣がどの程度防犯対策を講じるかを知るには、その土地を訪れてじっくり観察する必要があります。

敷地周辺の防犯のレベルはある程度把握するようにするのが望ましいです。

特に夜

 

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家を建てる敷地を見に行かれると思いますが、防犯対策を真剣に考えるのであれば夜間にも必ず訪れてみるべきです。昼と夜で雰囲気は大きく変わります。街頭はどれぐらいあって、敷地周辺はどれぐらい暗くなるのか。そして、夜の時間帯についても周りの家の様子をしっかりを観察してみてください。

各住宅の窓を見てみて、電気がついている家が多いかどうか、真っ暗だから留守の家が多そうかなとか、玄関も照明がずっとついている家が多いかどうかなど。

足並みをそろえる

 

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そして今回いちばん言いたかったことはこれです。

「足並みをそろえる」

これはあくまで考え方の一つ、判断基準の一つの参考としてとらえてほしいのですが、まわりをしっかりと見て、近隣がどれぐらい防犯対策をしているのかをまずは把握する。もちろん夜も同じようにじっくり観察してみる。

廻りの状況を知った上で、自分もある程度それに合わせたスペックで防犯対策を講じていくという考え方です。

冒頭に掲載した以前の記事でも触れましたが、泥棒は絶対に捕まりたくありません。そのために、少しでもリスクの少ない家を標的として選びます。そのために、しっかりと各住宅を物色します。

例えば、夜間に泥棒さんがあなたの家の周りを物色していたとします。どの家も明るくて玄関照明も夜間ずっとONになっていて、あなたの家だけ真っ暗だったらどうでしょう。

もしあなたの家だけ、防犯シャッターや面格子が全然なかったら泥棒にどのように思われるでしょうか。

この家は周りに比べて留守にしがち、あるいは防犯意識が低いと思われてしまっては標的になる可能性が上がってくるかもしれません。

「とりあえず周りに合わせておけばいい」という考え方は少し乱暴かもしれませんが、目に見えてやっているかやっていないかがわかる防犯対策を、特定の一つの家だけがやっていないとなると、泥棒にとっては侵入の候補になりやすくなってしまうのは明らかです。

もしあなたの家が、実際に留守にしがちになることが多いのであれば、玄関の照明をタイマー式で夜間常時点灯にしたり、室内の照明もタイマー式にしておいて、留守中にも人がいるかのように装ったり。

このような対策を検討しながら、「周りの家と比較して著しく防犯意識が低い、狙いやすい」という印象を泥棒に与えないようすることが大切です。要は「浮かない」ようにするといった感じですね。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。今回は防犯対策をどこまでやるか考える際の一つの判断基準について考察してみました。あくまで考え方の一つの例ではありますが、夜間も含めて敷地周辺の状況・雰囲気・周囲の防犯意識をつかんでおくことはいずれにしても大事なことです。

自分自身が泥棒になった気持ちで周囲を見てみてください。どこまで防犯対策すべきかがより見えやすくなってくるかもしれません。